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'14年2月20日の旅行:1都5県大回り乗車

こんにちは。
昨日20日は、友人3名(非テツ1名、半テツ(?)2名)と大回り旅行をしてきました。
簡単に報告を。

なお今回は当ブログ初の「旅行記」となります。
今回は乗車そのものよりも、「友人達と楽しく駄弁る」ことを目的とした旅行なので、とくに意味ある記事にはならないかと思いますが(爆


2月2日午前10時JR菊名駅改札前に集合。

……ですがその前に。


810K クラH13編成 各停大船行き

横浜線の撮影を。

元々は中山で撮影予定でしたが、日が出ていて逆光になるため菊名まで移動。
ところが菊名到着時には雲に隠れてしまいました。


949K クラH001編成 各停八王子行き (※大幅にトリミング済)

撮影中に後ろからE233系が登場。初撮影となります。
若干傾いていますが気にしない方向で。いずれちゃんと撮影したいです。

この列車で友人1名が合流。すでに東横線から到着していた1名とあわせ3名が集合したことになります。
ところがこの時1名から連絡が。

「菊名10:13発に東神奈川から乗車」

それ、菊名から乗車予定の電車です!


一旦改札を出て、160円の切符(菊名→横浜)を購入し再入場。電車を待ちます。


◆横浜線 1037K 菊名10:13→八王子10:53 快速八王子行き クラH4編成

乗車。車内には既に友人Bの姿があります。
大回り乗車なのに、ここで降りないのはルール違反なのでは……? と思ったのですが、彼の手元には「菊名→横浜」のMV券が。「最寄り駅→菊名」有効の乗車券と組み合わせて持っている模様。なるほど。
(MV券という手段を思いつき、短い時間で指定席券売機を操作するあたり、「鉄オタではない」という自称は無理があるのではないかと常々思っています)

折角ならE233系に乗ってみたかったのですが、すぐにE233系オンリーになるでしょうから、ここは余命僅かな205系を堪能することにします。


◆八高線 1177E 八王子11:08→高麗川11:45 普通川越行き ハエ82編成

八王子では15分ほど乗り換え時間が。
八王子到着前に「八王子入換常駐機がHD300になった」という話をしていたのですが、八高線ホームに降りると、噂をすれば影。


HD300-8

鉄道における「ハイブリッド」の多くは、プリウスなどの自動車に多くみられる、2方式を併用する形ではなく、海外やかつての日本の気動車黎明期によくみられたいわゆる「電気式気動車」に蓄電池と回生ブレーキを備えたようなもの。低速時のトルクはエンジンよりモーターのほうが上なので、その点理に適っていますね。いわば「内燃式電気機関車」といったところでしょうか。
JR貨物は今後本線用のハイブリッド機関車の開発を行うとしていますが、この入換専用の機関車にハイブリッドを採用するというのは、はたしてコスト的にペイできるのか気になるところです。もちろん、技術開発という面で大きな意義のあるものだとは思いますが。

さて、話が逸れてしまいましたが、発車時間となりましたので乗車しましょう。

途中、小宮と拝島の2駅連続で対向列車の退避を行います。
妙に間隔が短いと思えば、後者は拝島で10分以上停車するようで。八高南線の運転間隔の不均衡はどうにかならないものかと乗車する度に思いますが、接続の便などを考慮した最善のものなのでしょう。

東飯能は西武池袋線に乗り換え可能で、私もたまにここで乗り換えることがあります。
今回もいつもの感覚で下車してしまいそうになる腰を抑えて高麗川へ。
東飯能より先へいくのは2年ぶりでしょうか。

なお、非テツの友人Cはどうしても高麗川を「こまがわ」と読めないそう。
「高麗(こま)」という地名は高句麗からの移民が居住したことによって奈良時代に定められたもので、歴史的に由緒ある地名でのようです。

高麗川では2分の乗り換え。嫌な予感が。


◆八高線 237D 高麗川11:47→高崎13:07 普通高崎行き キハ110-219+キハ110-208

到着ホーム対向の2番線に入線していた237Dは既に開いているボックスが皆無の状態。

4人での乗車なのでできればボックス席にすわってワイワイと、というのが理想でしたが、そう我儘ばかり言ってもいられませんので、脇のロングシート部に座ります。

さて、今回の旅行の目的ですが、それは友人2名による「軽油で走る電車に乗ってみたい」というものでした。
この八高北線のキハ110系こそが今旅行の目的と言えるわけです。
首都圏でディーゼルというと、宇都宮の烏山線や、木更津の久留里線などもありますが、いずれも終点から戻るしかないいわゆる盲腸線で、大回り乗車は不可能。的は八高線だけに絞られました。
ロングシート部に座ったということは、つまりエンジンの直上。足元からディーゼル特有のアイドリング音と振動が直に伝わって来、何度と無く乗車している私でさえ、俄に沸き起こる興奮というものを感じます。
初乗車となった2人はどう感じたのでしょう。

八高線は駅間が長く、そこそこの速度で走るのでエンジンの唸りがよく感じられ、またある程度の感覚で他社線との接続駅があり飽きさせないのも魅力です。

越生では東武越生線の8000系。
小川町では東武東上線の8000系。
寄居では東武東上線の8000系。

……8000系しか見ていない気もしますが。
他にも50000系や、秩父鉄道の7500系などとも遭遇。首都圏であることを思い出させてくれます。

メンバーの疲労具合によっては、倉賀野から湘南新宿ラインで帰ることも考えていましたが、皆予想以上に元気な様子で、両毛回りが決定。


鴨そば+鶏そぼろご飯のセットで500円

高崎に行く度に毎度お世話になっている駅そば屋「八起家」さんで昼食。

これからの行程について話し合います。
せっかくなので、ボックス席でお喋りしたい! 運用を調べてみると、直後の列車は107系でしたが、20分後待てば115系が来るとのこと。
昼食と、売店の物色で丁度いい時間になりました。


645M タカT1090編成 前橋行き

発車前に、115系の撮影。この編成は乗車する列車の次に出る前橋行きですが、こちらのほうが先に入線していました。
どちらも115系4連なのに順番が前後するという、車両運用の都合というものを垣間見た気がして、興味深いですね。


◆両毛線 3459M 高崎14:26→小山16:21 普通宇都宮行き タカT1144編成

乗車したのは、1日に1本しかない宇都宮行き。ほか、朝に黒磯行きが1本あり、115系は宇都宮線を1日2往復しています。
宇都宮線内では編成が逆転することになりますが、この運用は宇都宮線を115系が走っていた頃も行われていたのでしょうか。

既に目的たる八高線の旅は終え、残りは消化試合となっており、メンバーの関心はすでにお喋りの方に向けられています(最初からそうでしたが)
前回乗車時は107系のロングシートで2時間耐久となった私と友人Bは、「あーこれよ、これに乗りたかったのよ」と言わんばかりに115系の揺れと音を堪能しておりました。

取り留めのない会話を続けること2時間。小山に到着しました。

小山着16:21で、16:22発の湘南新宿ラインがあったのですが、タッチの差で到着前に発車してしまいました。こちらが少々遅れていたのでしょうか、接続などは取っていないようで。


◆湘南新宿ライン 1270Y 小山16:51→横浜18:54 普通逗子行き 編成忘れ

30分の待ち時間の後、湘南新宿ラインに乗車。ボックス席を確保します。
なお待ち時間の間に、高崎を40分後に発車したはずの両毛線が到着したことを申し添えておきましょう。
E231系の乗り心地の良さに感動しながら、一行は横浜を目指し、無事に到着。
車内では、既に次の旅行の企画があったとか無かったとか。

終わってみればあっという間の小旅行でしたが、何事も無く楽しめたことは何よりでした。


特におもしろみもなにもない文章でしたが、これにて旅行記とさせていただきます。


最後までお付き合いいただきありがとうございました。

それでは、また。
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