半数となった西武3000系 こんばんは。 油断していたら3000系が2本も廃車回送されてしまいました。 もう20歳なのでサンタクロースは来ませんでしたが、来ないどころか大切なモノを奪って行ってしまったかのようです。 さて、3000系の総製造両数は8連×9本の72両。単編成化の際に中間車4両と今年の8連×4本あわせて36両が廃車されており、ちょうど半数がなくなったことになります。 時間もあまりないので、今日はこの度廃車となった2編成の写真を上げてお茶を濁そうかと思います。 ◆3001編成 '12年10月31日 西武球場前にて 25日、30000系3編成が運転を開始するなかひっそりと廃車回送された3001編成。見ての通りトップナンバー編成です。 手元に残っているデータの中にある走行写真はこれ1枚のみでした……。 '13年3月15日 中村橋にて ダイヤ改正前日に急行線を回送される3001編成。おそらく定期回送でしょうけれど。 3001編成の池袋より先頭車はクハ3002になります。 '13年11月20日 中村橋にて 東急5050系5162編成と並ぶ3001編成。この光景も1年続きませんでした。 ◆3013編成 '12年12月9日 航空公園にて 26日に横瀬へ回送されたのは3013編成。こちらは新宿線の所属です。 普段池袋線メインで撮影しているため、撮っていたのはこれ1枚でした。新101系さよなら運転の少し前にやってきたものです。まともに撮っていなかったことが悔やまれますが後の祭り……。 また、これらと入れ替わる形で30000系初の10連が池袋線・新宿線それぞれ1編成ずつ運転を開始したようです。また、それによって38113編成と32105編成が池袋線へ転属したとのこと。同時に運転開始した38115編成は新宿線に配置されており、なぜわざわざ38113編成を転属させたのか不明ですが、極力ペアを崩したくないのでしょう……。 これにより、今年度の車両増減は 30000系新製 +28両 3000系廃車 -32両 となり、全体で4両の削減となりました。まあ、これは今年度だけで見ているので、全体の流れがどうなっているのかはわかりませんが。 また、今回の動きによる配置線区別の増減をみると 新宿線 30000系新製 +18両 30000系転属 -10両 3000系廃車 -8両 計 ±0両 池袋線 30000系新製 +10両 30000系転属 +10両 3000系廃車 -24両 計 -4両 となります。池袋線は8連で運転可能な編成を確保しつつ、両線に10連固定を1本ずつ投入することで新車アピール、ということでしょうか。実質的な運用編成数でみると池袋線は1本減となっていますが、池袋線の3000系が4本体制だった9月までは、4本中定期運用は2運用のみだったようなので、実用上問題はないのでしょうか。予備車として4ドア8連運用の代走機会も多かったので、池袋線全体の予備車が1本削減されたことに等しい気もしますが。 長々と語ってみましたが、この辺りは他の沿線の方々のブログをご覧になったほうが詳しいかと思われますので、あまり鵜呑みになさらないよう……。これはあくまで自分の勝手な想像ですから。 ……と、最後に自分の無責任さをアピールしたところで、今日はこの辺りで。 それでは、また。 PR