こんにちは。
このところ、E233系の投入が完了した埼京線の205系にいろいろと動きが出ているようなのですが、撮れず終いになるかもしれず、悔しい限りです。
最新の写真はありませんが、また例によって現状を、前回と比較して動きがあったぶんをまとめてみようかと思います。
(なお、PCで閲覧すると、編成表が見れます)
◆前回(12/25)からの動き
◇ハエ29編成廃車配給(1/16)
-
- クハ205
41
- モハ205
121
- モハ204
121
- サハ205
81
- モハ205
122
- モハ204
122
- サハ205
82
- モハ205
123
- モハ204
123
- クハ204
41
87年に山手電車区へ新製配置された元ヤテ41編成で、JR化後最初に製造された205系。
埼京線恵比寿延伸のため96年2月に川越区へ転入。
サハ205-82を除いた9両で長野へ配給輸送されました。
◇ハエ2編成1両廃車配給(1/24)
この時点でハエ2編成・29編成のサハが1両ずつ余っていたのですが、なぜかハエ2編成のサハ204-3だけが長野へ配給輸送されました。
ハエ29編成のサハ205-82は現在も川越区で留置されているようです。
◇ハエ30編成海外譲渡のため配給(1/30)
-
- クハ205
42
- モハ205
124
- モハ204
124
- サハ205
83
- モハ205
125
- モハ204
125
- サハ205
84
- モハ205
126
- モハ204
126
- クハ204
42
増発のため山手区から転入した元ヤテ42編成。
こちらはジャボデタベック譲渡のため新津へ配給輸送されました。
◇ハエ18編成海外譲渡のため配給輸送(2/7)
-
- クハ205
126
- モハ205
344
- モハ204
344
- モハ205
345
- モハ204
345
- モハ205
346
- モハ204
346
- サハ204
11
- サハ204
48
- クハ204
126
埼京線205系のうちE233系投入関連で一番複雑な組換えを行った編成。
大規模転配時はヤテ48編成からサハ204-48を、ヤテ47編成からサハ204-901を組込み、代わりにサハ205-212・213を京葉区に転出、ケヨM11編成へ。
13年7月頃に6扉車(サハ204-901・48)を編成から外し、ハエ26編成のサハ205-172・173を連結。10日間程度運転された後、外されていた6扉車のうちサハ204-901をハエ8編成のサハ204-11と交換の上で再度6扉車(サハ204-11・48)連結、現在の組成に。
本日、ジャボデタベックへの譲渡のため新津へ配給輸送されました。
◆川越区205系の現状
◇ハエ22編成
-
- クハ205
141
- モハ205
380
- モハ204
380
- モハ205
381
- モハ204
381
- モハ205
382
- モハ204
382
- サハ204
37
- サハ204
45
- クハ204
141
大規模転配時にヤテ54編成のサハ204-37とヤテ45編成のサハ204-45を組込んだ編成。外されたサハ205-224・225は京葉区へ転出しケヨM17編成に組み込まれた。
2月1日より両先頭車に絵柄の異なるさよならヘッドマークを掲出しての運転を開始したものの、すぐにハエ28へヘッドマークを譲り、4日間という異例の掲出期間となった。
ヘッドマークを外した後も普通に運用入りしているようです。
◇ハエ28編成
-
- クハ205
107
- モハ205
287
- モハ204
287
- サハ205
174
- モハ205
288
- モハ204
288
- サハ205
175
- モハ205
289
- モハ204
289
- クハ204
107
浦和電車区に新製配置された元ウラ91編成。山手線車両の改造工事の際の編成補填のためヤテ35編成として山手電車区に貸し出された経験がある。
96年3月に川越区へ転入。京浜東北線に最後まで残った1編成で、引退時にヘッドマークを掲出したさよなら運転に使用された。
すべて4扉車から構成され、新製時より組成変更されていない。
長らく小山車両センターや宇都宮駅へ疎開され、たまに返却されてはすぐに戻るという行程を繰り返していたが、この度ハエ22編成に取り付けられていたヘッドマークを装着して運用復帰した。
前述の通り奇しくも京浜東北線205系引退時にもヘッドマークを掲出していた編成で、当局の粋な配慮が見られる。
◇ハエ32編成
-
- クハ205
54
- モハ205
160
- モハ204
160
- サハ205
146
- モハ205
161
- モハ204
161
- サハ205
147
- モハ205
162
- モハ204
162
- クハ204
54
88年にヤテ54編成として山手電車区に配置された編成。
サハ204-37を外して元の組成に戻った10連で川越区転入。
その後、サハ204-1・2を組込んだことでハエ1編成から外されたサハ205-146・147を当編成に組込み、代わりにサハ205-107・108は廃車として現在に至る。
編成内に大窓小窓が混在する編成は、6扉車のみ大窓のハエ31編成のほか当編成のみ。そんな特徴的な編成だが、廃車されることもなく、かと言ってヘッドマークを装着するでもなく、我関せずといった風で淡々と運用に入っている姿が目撃される。
以上、前回より長野配給2件、海外譲渡2件の計30両が廃車となり、現状運用中なものは3編成30両、ほか保留車が1両となっています。
すでにE233系は全編成が到着している現状、いつ全車廃車となってもおかしくない状況ですが、これらの車両が今後どう動くのか、観察していきたいと思います。
もう一つ。譲渡先のKRLジャボデタベックで、最初に譲渡されたハエ15編成が試験営業を開始したようです。
・【速報】205系試験プレ営業始まる(2月6日)
(JABODETABEK COMMUTERS NEWSさん)
慢性的な輸送力不足に悩まされているジャボデタベックの輸送改善のため、新たな土地で元気に活躍してくれることでしょう。
いずれ現地にも行ってみたいものです。
それでは、また。
PR