2015年5月4日~6日:去りゆく気動車を追う旅01 さて、かなり前の話ですが順番に書いていこうかと思います。 (なお時間指定投稿としています) 去る5月4日、世間はゴールデンウィークということで私も小旅行を企画しました。 つづきはこちら
2015年1月10日・11日:群馬訪問 こんばんは。 新年撮り始めの翌日は、高校の友人数名とともに群馬へ小旅行。基本的には仲間内でワイワイやっていただけですが、一部鉄道絡みのものに関してご報告を。 つづきはこちら
水島のキハを求めて(2014年GW遠征記)その4 もう10月になってしまいました。やっと最終回です。世間(鉄道界)ではいろいろと動きがありネタに困らないはずが、自分で始めた旅行記のせいでなにも書けません……早く終わらせましょう(汗なお今回は、最近の記事の短さに反発するように写真の枚数が多いです。従量課金制通信の方は閲覧を控えた方がいいかもしれません……。山陽本線の撮影を終え、ついにお目当て、キハ20形とのご対面です。まずは、一番列車を撮影すべく終点の三菱自工前へ。倉敷市では駆け込み、三菱自工前では連日の疲れからうっかり寝てしまっていたところを運転手氏に起こされ慌てて飛び降りたため乗車列車は撮影できませんでしたが、水島臨海鉄道の主力NDC、MRT300形でした。さて、三菱自工前で降りると、列車は折り返さずそのまま車庫へ向かっていきました。私もまずは車庫を目指すことにします。 見えてきたのは今回の目当て、キハ20形のみなさん。手前(倉敷市)方から、キハ205+キハ203+キハ204+キハ208の4両編成です。かつて水島臨海鉄道には12両ものキハ20形が在籍していたようですが、老朽化に伴う代替新造(MRT300形)や乗客減少に伴う連結両数減のため、朝夕のラッシュ時のみに運用する4両がこうして残存していました。朝夕のためにNDCを新製するのはコストが見合わないことや、あるいはこのキハ20を観光資源として残す意図もあったでしょう。平成も25年以上経った今年まで活躍を続けてきました。普段は2両編成ですが、この日は特別に全部繋げた堂々たる姿を見せてくれます。 先ほど倉敷市から乗車した車両(MRT306)が奥から出て、倉敷市方面へ消えていきました。では、キハ20を1両ずつ見ていきます。 キハ205。もと国鉄キハ20 321です。1988年に冷房化と同時に水島カラーに変更されましたが、2003年に国鉄色化。隣の203より明るい色合いになっています。 キハ203。もと国鉄キハ20 338です。205と同時に同様の改造が施されましたが、2002年に赤穂線40周年記念でJRに貸出し、その際に国鉄色へ変更されました。205が明るいため、かなり地味な印象を受けます。 キハ204。もと国鉄キハ20 304です。冷房化等は203,205と同時に施工。その後は水島色のまま活躍をつづけました。 キハ208。もと国鉄キハ20 318です。改造は他より遅く1989年に行われました。おや、右の方に何か写ってますね……? その前に、水島色側から全体を。貫通幌がついていると顔が引き締まって見えます。 先ほどちらっと見えたもの。久留里線での運転を終了しJR東日本から譲受したキハ37形です。左(倉敷市)方からキハ37 101(もと1003)+キハ37 102(もと1002)です。お披露目運転を数日後に控え、準備万端といったところでしょうか。 全景。自社発注の機関車DD50形や、直通してくるJR貨物のDE10形などが見えます。奥に見えるのは同じくもと久留里線のキハ30 100でしょう。キハ30形は2両譲受し、うち100は改番せずそのままキハ30 100として使用するようです。左端に見える2両編成は、こちらももと久留里線のキハ37 103(もと2)+キハ38 104(もと1003)。久留里線はキハ30,37,38の各形式を混用していましたが、それを譲受した水島臨海鉄道でもかつての久留里線全形式が走ることに。わざと揃えなかったのでしょうか。キハ20形4両の置き換えのために5両も導入した、というのがどうも気になります。まさか、MRT300形を廃車にはしないでしょうし……。 もう1両のキハ30形がこの98。こちらは運用に入らず部品取りとして使用するようで、特に手を加えられた様子はありません。行先に「久留里線」を表示したままなのが寂しいです。 さて駅に戻ろうかといったところで水島方面から回送がやってきました。こちらはMRT303。水島または三菱自工前行きが、乗務員交代のためか回送されてくるようです。さて、1発目は三菱自工前への入線を撮ろうと、駅のすぐ脇でスタンバイ。すでに20名ほどの撮影者が列を成していました。 水島から車庫への回送。MRT302です。しばらくすると302がまた水島へ回送されていきました。 三菱自工前行きの列車が車庫へ回送され、ついに時間となります。特別運行は定期列車のスジで行われるため、本来ならこの車両(305)が折返し入るはずの運用にキハ20が入ります。さて、本命。 写真の出来は微妙ですが……堂々4両編成のキハ20形のご登場です。 ホームが4両ギリギリなのがよくわかります。さて、発車を見送りましたが……昼間はほとんどの列車が1つ隣の水島で折り返してしまうため、次の列車は3時間後……。水島まで歩きます。徒歩30分程度でしょうか、水島駅に辿り着き、キハ20が折り返して来るのを待ちます。 さあ、乗りますよ!! こちらもホームギリギリです。少々停車時間があったので、車内を物色。こちらはキハ205の運転台。 キハ203の車番。裏に国鉄時代の車番キハ20 338が見えます。水島臨海鉄道に来てから30年近く経っているわけですが、ほとんど手を加えられていないことがよくわかります。元あった3をなぞらずにずらして書きながら、20と3の間に若干のスペースを挟むあたりに微妙なこだわりが感じられます。 余談ですが、キハ204運転台、乗務員室扉の上部。水島臨海鉄道のATSはJR貨物との直通の関係から、ATS-SFとほぼ同仕様のATS-SMを使用しているとのことですが、ここにはATS-SWとあります。撮影時には気にならなかったため他に参考になる写真がないのですが、これはどういうことなのでしょうか……。さて、列車は発車し、その特徴的なエンジン音を堪能します。若干騒がしくはありましたが、至福のひと時でした。さて、終点倉敷市に到着。軽く写真を撮るなりダッシュで駅の外へ。 それでは、また……